体験談シリーズ 南の島での悲恋、恋愛に撤退したブサメンが旅立ち

押忍!へっぽこ恋愛ブロガー、スナボコリです!

旅先の恋って憧れますよね。

今回もブサメンが沖縄の旅先での恋愛で
見事に散った体験談を書かせていただきます。

スナボコリ移動

それでは今日も行くぞオラァッッッ!

恋愛に撤退したブサメンが旅に出た

恋愛に撤退したブサメンが旅に出た

さて。今回もなかなか好評の体験談シリーズです。

今まで色々な出会い(そしてフラれる)をしてきた
スナボコリの思い出の一ページをひもときます。

今回の舞台は沖縄です。

さて、どんな悲恋だったのでしょうか。

選んだ先は沖縄

自分が30代前半の頃です。

ゴールデンウイークの連休返上で働いていたら、
唐突に1週間以上の休日を貰いました。

更にうれしいことに、その時働いたお金が
ごっそり余っていたのです。

そこで、以前から行きたかった「沖縄」に
格安チケットを購入し、
翌日、飛行機に乗りました。

まだ本州では泳げない6月末、
自分は南の島へ旅立だったのです。

待ってろよぉ、沖縄っ!

曲者揃いのドミトリー

那覇空港からタクシーで数十分、
もう時刻は夕刻で、少し日が傾いてきた18時頃、
自分は予約していたドミトリーに着きました。

ドミトリーというのは1部屋に3段ベッドが2・3個あり、
そこに複数人が泊まるシステムで、
とても格安なのが魅力です。

そのドミトリーには屋上に個室が3棟用意されていて、
その個室を借りることにしました。

個室と言っても一泊2000円だから、
とんでもなく安いんですよ。

荷物を置き、早速ビールを片手にゆんたく広場へ行きました。

ゆんたくというのは沖縄の方言で「おしゃべり」という意味です。

そこは旅人たちの交流の場であり、
早速いかついおっちゃんと女の子が仲良く喋っていました。

こういう女の子と仲良くなれたらいいなあ。

どうも、はじめまして、今日からよろしくお願いしますと
挨拶を交わすと、全身真っ黒に日焼けした、筋肉隆々のおっちゃんが、
「おー、兄ちゃんナイチャー(内地人、沖縄の人はウチナー)か、
よろしくなー」
とおっちゃん、自分の二倍ぐらいありそうな腕で
バッシンバッシンと肩に手形をつけます。

さすが沖縄。早速個性的なメンツがお出迎えだ。

「どうも、よろしくねー」

おっちゃんの半分ぐらいしかなさそうな
女の子がゆるりと手を降りました。

縁が無い、丸い眼鏡をかけたセミロングのウエイブヘアー、
ラフな格好に会わない甘いコロンの香り、そしてリボンのついたハット。

もう、見た瞬間にドキッッッとしました。

沖縄の子ってこんなに可愛いのか!?

自分はスナボコリです、短い間ですが仲良くしてください、と自己紹介。

「おー、俺は島袋だー。玉袋じゃねえぞお」

心の中で島袋さんの発言は黙殺しました。
自分の旅と関係ないと思ったからです。

「ワタシ、知念まやよ。よろしくねー」

心のなかで知念ちゃんの発言はリフレインされました。
少しハスキーで可愛い、自分の旅と大いに関係があります。

今回の目的はダイビングだと伝えると、
島袋さんが知念ちゃんに問いかけました。

「えあー?知念ちゃん知ってっだろ。
ダイビングの資格取ろうとしてたっけな」

「うん。青の洞窟ならいくつかダイビングショップ、知ってるよ」

なんと僥倖だ、知念ちゃんは自分の行きたい場所を知ってるとのこと。

後で教えてもらえないかなって聞くと、

「別に今でいいよ。暇だし」

というと、知念ちゃんは自分のベッドに戻っていきました。

「おうおう、スナボッコリとやら。
知念ちゃんに手を出すなよ?うちのドミトリーのヒロインぞ?」

そんな、出せるわけないじゃないですか。こんなブサメンに。

「んあー?知念ちゃん、面食いじゃないらしいけどな?」

なんですと?それは聞き捨てならん。

「もっと知念ちゃんの情報欲しけりゃ、ビール2缶ってとこだな」

な!ビールを要求しやがるんですか!

「ったりめーよ。それがこのドミトリー、
ゆんたく広場のルールよぉ」

多分、このおっさん、自分で今決めやがった……という言葉を飲み込み、
後でビールを2缶あげる約束をしました。

「あったあったー。どうする?電話して聞いてみようか?」

そんなに早く見つかったのか。それじゃあお願いしてみよう。

知念ちゃんはドミトリーから慣れた手付きで電話を持ってきて、
幾つかのダイビングショップに電話をしてくれました。

「初心者一人です。はいはい。明日ですね。わかりました」

どうだった?と聞くと

「うん。早速明日入れるみたいよ。よかったねえ」

自分は来て早々、友達ができると共に夢にまで見た
ダイビングができることになりました。

しかし、青の洞窟ってどこにあるんだろう?
チャリで行けるのかな?

「恩納村だからチャリじゃちょっとねー……。
うん、明日暇だし、一緒についていってあげよっか」

これが南の島の魔力か……!

本州じゃこんな展開、お金払ってでも難しいです。

「それじゃあ明日の朝10時、ドミトリー前に集合ね!」

ワッチ笑い

沖縄旅行行ってみたかねー。海は綺麗やったと?

スナボコリ呆然

それが天気悪くて泳げなかったんスよ。

ワッチ青ざめ

あんたモテないだけじゃなく本当にもってなかね……

恋愛に撤退したブサメンに転機が訪れる

恋愛に撤退したブサメンに転機が訪れる

沖縄はまだ6月だというのに、朝から真夏並みの気温でした。

暑いな……。本当に知念ちゃん来るのかな。

そうひとりごちていると白いフィットのクラクションが鳴りました。

知念ちゃんとドライブ

「スナボコリ君、乗って乗って」

“わ”ナンバー。レンタカーだ。

てっきりバスか何かで行くのかと思ったら、
知念ちゃんはレンタカーを借りてきてくれました。

その旨を伝えるとあっけらかんと
「恩納村までバスで行くの大変よー。レンタカーが一番!」と。

「でも青の洞窟、大丈夫かな……。
予報だと波が高そうだから入れないかも」

その時はドライブでも楽しむとしようよ。
せっかく車出してくれたんだし。

「ふふん。その考え、嫌いじゃないよ」

道中、知念ちゃんと二人っきりということもあり、
色々な話をしました。

知念ちゃんは彼氏いないの?

「ここ数年はいないなー。欲しいんだけどね」

嘘だな。知念ちゃん、可愛いやん。

「えっへっへ。褒めても何もでないよ」

いやいや、車出してもらってるし、多少の忖度は必要かなーと。

「もー。なにそれ」

どういう人がタイプ?

「んー一緒に居て、疲れない人かなー……」

無念、青の洞窟

結局、青の洞窟はその日波が高くて
ダイビングはできませんでした。

「あちゃー。スナボコリ君ごめんね」

しょぼーんと落ち込む知念ちゃん。
なんだかとても悪いことをした気になってくる。

知念ちゃんが悪い訳じゃないよ。それにドライブ楽しかったし。

「ホント?」

せっかく車出してもらったし、夜飯は自分が奢るよ。

「マジで!?じゃあ飲み行こ!」

の、飲みですか? あの、あんまり高い店は……。

「大丈夫!ドミトリー近くの壷蜂なら安く飲めるさー」

恋愛に撤退したブサメンの末路

20時を回り、当たりが薄暗くなってきた頃、
自分たちは那覇市内のレンタカーショップに車を返しに行きました。

その後歩いて国際通りにある居酒屋壷蜂へと向かったのです。

まさかここから、あんな展開になるなんて自分は思ってもいませんでした。

居酒屋壷蜂

「すみませ~ん!泡盛追加―!」

ちょっと、知念ちゃん。飲みすぎじゃね?

「大丈夫!ウチナーンチュを舐めちゃいかんよ!」

へいへい……。車出してくれたし、どんどん飲んでください。

「……んースナボコリさん、よく見ると結構タイプかも」

ちょ、ちょっと。おじさんをからかわないでチョウダイ!

「ワタシ、全然付き合っていいよー」

って。本気にするよー。全くもう。

「それに……あの人に似てる」

あの人?

スッと立ち上がり、お会計を頼む知念ちゃん。

あれ?急にどうしたんだろ?

そのまま自分でお支払いして、
ドミトリーに向けて歩き出しました。

ちょっと、ちょっと、知念ちゃん。

どうしたの?急に帰り出して
かぶりを振ると、知念ちゃんはうっすら泣いていました。

「ご、ごめんね。今日は突然。帰って寝るさー」

……何があったかはわからないけど
「あの人に似てる」って言ってからあからさまに様子が変だったな。

自分はファミリーマートでオリオンビールを二本買って、
ドミトリーに向かいました。

“すきなひと”

「うっひょーーー!スナボッコリ、約束覚えてたか!」

島袋さんは嬉しそうに缶に頬ずりしながらにこやかに言いました。

そこですかさず、知念ちゃんの「あの人」のことを聞いてみました。

「あー……。スナボッコリ、お前、よっぽど気に入られたんだな」

気に入られた?最後なんか逃げられた気がしますが。

「知念ちゃんな、本土に“すきなひと”が居るのよ。
でも、そいつがまたとんでもなく厄介なやつで、
ウチナーで借金作って居場所無くしてな。本土に逃げやがった」

……。“すきなひと”、か。

「ちょうどお前ぐらいの背格好でな、顔もどっちかというと似てるな」

それで自分に優しくしてくれたんですか。

「まあ、はじめはそうだったかもしれないけど、
面倒くさがりの知念ちゃんが車まで出したのはスナボッコリに
興味あったんじゃねーか?」

そう……だったらいいですね。

「まだ知念ちゃん、あいつのこと好きなんだなー」

それはよくわかりましたよ。

「よし。ちょっと待ってろ」

島袋さんはキッチンに向かうと、
冷えたオリオンビールを1本ほいっと投げてくれました。

「奢りさー。今日は飲め!」

複雑な心境のまま、よく冷えたオリオンビールは喉に染みました。

入道雲とオリオンビール

それから知念ちゃんとは顔を合わすことがありませんでした。

適当に沖縄観光をして、適当に飯を食い、そして帰りの日になりました。

帰りの日の朝、ドミトリーの前にタクシーを呼び、
その待ち時間の間、島袋さんと知念ちゃんが降りてきました。

「スナボコリ君……。帰るん?」

うん。仕事あるしね。

「あの……本当に……ごめんね……」

別に大丈夫。慣れてるし(笑)

「スナボッコリ、ほれ。沖縄土産。帰りのタクシーで飲んじまえ」

島袋さんはほいっと冷えたオリオンビールを投げてくれた。

島袋さん……。

「へっ。俺のありがたみがわかったか」

せめて手渡ししてください。これじゃあ炭酸が吹き出ます。

「お……おおう?」

知念ちゃん、青の洞窟ありがとう。

それと壷蜂で帰ってくれてなかったら、多分本気で好きになってた。

「……本当?」

“すきなひと”とのこと頑張ってね。

そのままタクシーに乗り込み、那覇空港を目指しました。

窓から見える大きな大きな入道雲。
それを見ながら、冷えたオリオンビールをぐびっと飲み干した。

なおスナボコリの別の散り方はこういうパターンもあります。

ブサメン体験談シリーズ!北海道のバイトで大失敗、北の大地に散った恋の花

ワッチえへっ

オリオンビール、美味しかったね?

スナボコリ怒り

美味しかったですよおおぉぉっ!ちくしょおおおおぉぉぉっっ!

まとめ

今回は、「体験談シリーズ 南の島での悲恋、
恋愛に撤退したブサメンが旅立ち」という内容をお届けしました。

このブサメン、色々な経験だけはしているんです。

こういう時、本当は好きな人を忘れさせるテクニックがあるのですが、
それはまた別の機会で記事を書きたいと思います。

旅は開放的になるから、おすすめですよー。

スナボコリグッド

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